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25㎡のマンションで旅館業は可能?初期費用と収支シミュレーションを徹底解説
最近は「小さな物件でも旅館業を始めたい」という相談が増えています。
特に25㎡前後のワンルームマンションで「実際に旅館業ができるのか?」「儲かるのか?」という疑問は、多くの方が気になるところです。
この記事では、25㎡マンションをベースに、
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初期費用の目安
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月20日稼働した場合の収支シミュレーション
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利益を出すための工夫
を整理しました。
最後には「ただの和モダンではない、VITAコンセプトによる単価アップ戦略」にも触れますので、ぜひ最後までご覧ください。
初期費用の目安は200〜350万円
25㎡程度のマンションを旅館業用に改修する場合、まずは初期投資が必要です。
一般的な目安は以下のとおりです。
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内装リフォーム(簡易防音、和モダン演出など):100〜150万円
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家具・家電(ベッド、布団、テーブル、冷蔵庫、洗濯機など):50〜80万円
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水回り改修(シャワーブースや独立トイレ化など):50〜100万円
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許認可・登録費用(旅館業許可申請、消防設備設置):20〜30万円
👉 合計すると 200〜350万円程度 が一般的です。
特に注意すべきは「消防法対応」。
避難経路や火災報知設備が求められる場合、追加費用がかかるため、必ず事前に確認しておきましょう。
月20日稼働を想定した収支シミュレーション
では実際に、25㎡のマンションで旅館業を運営した場合、どのくらいの収支になるのでしょうか?
ここでは 1泊単価7,000円・月20日稼働 を想定してみます。
売上
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1泊単価:7,000円
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稼働日数:20日
👉 売上=14万円/月
経費
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家賃・管理費:6〜8万円
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光熱費・通信費:約1.5万円
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清掃費:1回3,000円 × 20日=6万円
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消耗品(リネン、アメニティなど):0.5万円
👉 経費合計=約14万円
損益結果
売上14万円 − 経費14万円 = ほぼトントン、あるいは赤字。
このままでは「利益を出すのは難しい」という結論になってしまいます。
利益を出すための工夫
ただし、工夫次第で黒字化は十分に可能です。
ポイントは 宿泊単価アップとコスト効率化 にあります。
単価を上げる
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和モダンや北欧ナチュラルを組み合わせたデザインで差別化
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「体験型宿泊施設」としてブランディング
👉 単価を9,000〜12,000円にできれば、同じ稼働率でも+4〜10万円の売上増
清掃を効率化する
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自主管理や長期宿泊の導入で清掃回数を減らす
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清掃委託費を抑えるだけで、月数万円の改善につながる
平日稼働率を高める
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ビジネス需要を取り込み、デスクやWi-Fi環境を充実
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長期滞在割引で安定稼働を狙う
リスクと注意点
もちろん、リスクも存在します。
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稼働率の低下
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繁忙期と閑散期で収益に大きな差が出る
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規制や法令
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自治体によっては旅館業許可が下りにくいケースもある
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消防法・マンション管理規約の確認が必須
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集客力
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AirbnbなどのOTA任せでは限界がある
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SNSやGoogleマップなどを使った発信も必要
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まとめ:デザインが宿泊単価を決める
25㎡のマンションでも旅館業は可能ですが、単価7,000円・月20日稼働では収支はトントンになりがちです。
利益を出すために一番重要なのは、稼働率よりも 「宿泊単価をいかに上げるか」。
そしてその答えは「デザイン」にあります。
VITAコンセプトが実現する“ワンランク上の空間”
よくある和モダン風の民泊は、見た目は整っていても「似たり寄ったり」で差別化が難しいのが現実です。
そこで私たちは、ZEN×VITA というコンセプトを提案しています。
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ZEN=静けさや和の落ち着き
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VITA=自然素材や光を活かした生命力
この2つを融合させることで、単なる和モダンではなく “ワンランク上の体験型宿泊空間” をつくることができます。
コンパクトな25㎡だからこそ、素材・光・格子・グリーンを駆使して「特別感」を演出し、宿泊単価を1万円以上に設定することも可能です。
「ただ泊まるだけ」ではなく、「また来たいと思わせる宿」。
これが小規模宿泊事業の収益を安定させる最も確実な方法です。
行動を起こすなら今
もし「25㎡マンションで旅館業を始めたい」と考えているなら、デザインが収益を左右する ことを忘れないでください。
ワンランク上のデザインを実現するために、まずは事例をご覧ください。

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