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2025年3月21日金曜日

【5万円~30万円】低予算でできた賃貸リフォーム事例5選!



「空室が埋まらない」「家賃を下げるしかないのか」と悩んでいませんか?不動産投資をしていると、築年数が経つごとに物件の魅力が落ちてしまい、なかなか入居が決まらないという課題に直面します。

たとえば、家賃を下げずに空室を埋めたいと考えても、「リフォーム費用が高くて手が出せない」と感じるオーナーは少なくありません。

しかし実は、5万円〜30万円ほどの予算でも、工夫次第で物件の印象をガラリと変え、空室解消や家賃アップにつなげることができるのです。

本記事では、低予算で効果を出した賃貸リフォームの実例を5つ厳選して紹介します。読むことで、無理なく始められる改善アイデアや、費用対効果の高いリフォーム方法が分かります。

まずは、なぜ「低予算リフォーム」が今、注目されているのかを見ていきましょう。


なぜ低予算リフォームに注目が集まっているのか?

近年、賃貸市場では空室率が上昇傾向にあります。特に築年数が古い物件では、内装の古さが原因で入居希望者に選ばれにくくなっています。

とはいえ、大規模なリノベーションには数百万円単位の費用がかかるため、個人オーナーにとっては現実的ではありません。

そのため、**「できるだけお金をかけずに、見た目の印象を改善したい」**というニーズが高まっています。

実際に、壁紙や床材、照明など“視覚的に効果のある場所”を中心に工夫することで、5万円〜30万円ほどの範囲で大きな効果を得ている事例も増えてきました。

では、具体的にどのようなリフォームが、どのくらいの費用で実現できたのか。ここからは、5つの実例を順に紹介していきます。


実例①:アクセントクロスで“おしゃれ感”を演出(費用:約5万円)

築28年のワンルームマンションの一室。内装に目立った破損はなかったものの、白一色のクロスが無機質な印象で、半年以上空室が続いていました。

オーナーが選んだのは、「1面だけのアクセントクロス施工」。ナチュラルウッド柄のクロスをベッド側の壁に貼り、空間に温かみを加えました。

結果:

  • 工事期間:1日
  • 総費用:約5万円
  • 家賃:変更なし(以前と同額で申込み獲得)
  • 入居決定まで:募集開始から約10日

ワンポイントの工夫だけで内見時の印象が大きく変わり、「おしゃれな部屋」として写真映えも良くなったことで、問い合わせも増加しました。


実例②:照明を交換して“印象チェンジ”(費用:約8万円)

築30年の2DK物件。天井には古いシーリングライトが取り付けられており、部屋全体が暗く冷たい印象に見えていました。

ここで取り入れたのが、ダクトレール式の照明(ライティングレール)。間接照明風の電球型LEDを設置し、温かみのある空間に演出しました。

あわせて、キッチン上の蛍光灯もダウンライトに変更。

結果:

  • 工事期間:約2日
  • 総費用:約8万円
  • 家賃:+2000円の設定で募集
  • 入居決定まで:約2週間

照明を変えただけで「おしゃれ・落ち着いた雰囲気」の部屋へと変貌。若年層やカップルからの反応が良く、家賃アップにも成功しました。


実例③:床材変更で高級感を演出(費用:約15万円)

築25年の1LDKマンション。フローリングの劣化が目立ち、原状回復を兼ねた床の貼り替えを検討していたオーナー。

既存のクッションフロアを、高級感のある濃いブラウンのフロアタイルに変更。一緒に玄関まわりの土間もタイル調にリフォームしました。

結果:

  • 工事期間:約3日
  • 総費用:約15万円
  • 家賃:+3000円の設定で募集
  • 入居決定まで:約1か月

写真映えする床材のおかげで、内見前のネット集客も改善。内装設備は変えていないものの、「新しい感じがする」との声が多く、家賃アップにもつながりました。


実例④:キッチン扉のシート張り+取っ手交換(費用:約6万円)

築33年のファミリー向け賃貸。設備の入れ替えが難しい中、古さの目立つキッチンの印象をどう変えるかが課題でした。

ここで行ったのは、キッチン扉に木目調のカッティングシートを貼る取っ手のデザイン変更。工事不要で、イメージを一新できる方法として採用。

結果:

  • 工事期間:半日
  • 総費用:約6万円(シート+取っ手+施工費)
  • 家賃:変更なし
  • 入居決定まで:約3週間

コストを抑えつつ、“清潔感と今っぽさ”を加えたことで、ファミリー層からの問い合わせが増加。設備交換せずに見た目改善を実現できた事例です。


実例⑤:壁面収納&ワークスペース設置(費用:約30万円)

築29年、駅徒歩15分の1Kアパート。場所は悪くないものの、競合物件が多く、空室が半年以上続いていました。

そこで、収納スペースが少ないという声に対応し、壁面収納棚+可動式のワークデスクを設置。在宅ワークや趣味空間として使えるよう設計しました。

結果:

  • 工事期間:約4日
  • 総費用:約30万円
  • 家賃:+5000円で募集
  • 入居決定まで:掲載から10日で申込み

ワンルームでは珍しい「造作収納&デスク付き」という点が話題となり、差別化に成功。賃料アップ+早期成約という理想的な結果に結びつきました。


低予算でも効果的なリフォームのポイントとは?

これらの実例に共通しているのは、費用を「見える場所」「印象を変える部分」に集中していることです。

大がかりな改修を行わなくても、以下のポイントに注目するだけで、低コスト・高効果な改善が可能です。

  • クロスや床、照明など“視覚に訴える部分”を優先
  • 既存設備は「活かす」「工夫する」方向で検討
  • 写真や内見時に“差”が見える仕掛けを意識する
  • ターゲット層(単身/ファミリーなど)に合った工夫を入れる

「お金をかければ良いリフォームになる」と考えるのではなく、「予算内でどこをどう変えると印象が変わるか」を意識することが重要です。


まとめ

賃貸経営において、「低予算で空室を改善したい」という課題は、多くのオーナーに共通しています。今回は、5万円〜30万円で実際に成果を上げた低予算リフォームの実例5つをご紹介しました。

ポイントは、お金をかける場所と方法を見極めることです。ちょっとした工夫で、入居希望者の印象を大きく変え、空室対策や家賃改善にもつながります。

まずは、身近な1部屋から、できる範囲での改善に取り組んでみてはいかがでしょうか?


 

2025年3月18日火曜日

予算10万円でできる!民泊の売上を2倍にする内装アップグレード術


 

「民泊の売上が伸びない…」「リピーターが増えず、予約が安定しない…」と悩んでいませんか?

民泊運営では、立地や価格だけでなく、内装デザインがリピーター獲得や売上向上に大きく影響します。しかし、大規模なリフォームには費用がかかるため、低コストでの改善方法を知りたいという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、予算10万円以内でできる内装のアップグレード方法を紹介するとともに、リピーターを増やし、売上を2倍にするためのデザインのコツをお伝えします。

この記事を読むことで、コストを抑えつつ、競争力のある民泊を作る方法がわかります。さっそく、効果的な内装アップグレードについてみていきましょう。

予算10万円でできる!民泊の内装アップグレード術

民泊の魅力を高めるには、内装の工夫が欠かせません。しかし、大規模なリフォームはコストがかかるため、低予算でも効果的なアップグレード方法を活用することが重要です。

1. 照明の変更で印象を劇的にアップ

照明は、室内の雰囲気を大きく左右します。明るく温かみのある照明を取り入れることで、宿泊者がリラックスしやすくなります。

たとえば、**電球色のLEDライトを導入するだけで、落ち着いた空間を演出できます。**また、間接照明を取り入れると、ホテルのような高級感を出せます。
→ 費用:LEDライト+間接照明(約1万円)

2. 壁紙やシールで簡単に印象チェンジ

古い壁紙や単調な壁面は、安っぽく見えてしまいます。しかし、全面的なリフォームをしなくても、ウォールステッカーやリメイクシートを活用することで、手軽に印象を変えられます。

たとえば、木目調やレンガ柄のリメイクシートを貼ることで、温かみのある空間を演出できます。
→ 費用:リメイクシート(約1.5万円)

3. インテリア小物で統一感を演出

家具の統一感がないと、雑然とした印象になりがちです。クッションカバー、カーテン、ベッドカバーなどを同系色で揃えるだけで、まとまりのある空間になります。

特に、ターゲット層(カップル、家族、ビジネス利用者など)に合わせたデザインを意識すると、宿泊者の満足度が向上します。
→ 費用:インテリア小物(約2万円)

4. 快適な寝具への投資で宿泊満足度アップ

宿泊者の口コミで特に評価されるのが、「寝心地の良さ」です。マットレスや枕の質を向上させることで、リピーターを獲得しやすくなります。

低価格でも高品質な寝具を選べば、快適な睡眠環境を提供できます。
→ 費用:高反発マットレス+枕(約3万円)

ここまでで、低予算でできるアップグレード方法をお伝えしました。しかし、リピーターを増やし、売上を伸ばすには、デザインの工夫も欠かせません。次に、リピーターを増やす内装デザインのコツについて解説します。

リピーターを増やす内装デザインのコツ

民泊の成功には、一度宿泊したゲストが再び訪れる「リピーター獲得」が重要です。そこで、内装デザインの工夫によって、リピーターを増やす方法を紹介します。

1. テーマを決めてコンセプトを統一する

統一感のないデザインは、印象に残りにくくなります。ターゲットに合わせた「テーマ」を決めて、全体の内装を統一することが大切です。

たとえば、

  • カップル向けなら「モダンで落ち着いた空間」
  • ファミリー向けなら「ナチュラルで温かみのある空間」
  • ビジネス利用者向けなら「シンプルで機能的な空間」

このように、ターゲットに合わせたコンセプトを取り入れることで、満足度が向上します。

2. フォトジェニックなスポットを作る

SNS映えするデザインは、集客力を高める効果があります。たとえば、特徴的なアートやネオンサインを取り入れることで、ゲストが写真を撮りたくなる空間を作れます。

実際に、インスタグラムで話題になった民泊は、予約数が増加したケースもあります。

3. 快適な動線を意識する

デザインだけでなく、家具の配置や収納の工夫も重要です。特に、動線がスムーズでストレスのない空間は、リピーターを増やすポイントになります。

たとえば、

  • スーツケースを広げやすいスペースを確保する
  • コンセントの位置を工夫し、スマホの充電を快適にする

このような配慮が、宿泊者の満足度を高める要素になります。

ここまで、リピーターを増やすための内装デザインのポイントを紹介しました。それでは、最後に記事の内容をまとめます。

まとめ

本記事では、予算10万円でできる民泊の内装アップグレード術と、売上を2倍にするためのリピーター獲得デザインのコツをお伝えしました。

  • 低コストでできる内装改善として、照明変更・壁紙リメイク・統一感のあるインテリア・快適な寝具を紹介しました。
  • リピーターを増やすデザインのポイントとして、コンセプト統一・フォトジェニックなスポット・快適な動線の確保が重要であることを解説しました。

民泊の売上を伸ばすためには、限られた予算の中で、効果的な内装改善を行うことが鍵となります。ぜひ、今回のポイントを取り入れて、予約が増える魅力的な民泊を作ってください。

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こんにちは。 私は、大工の棟梁として現場に立ち続けながら、同時に1級建築士として設計にも関わってきました。 一見すると正反対のように見える「手を動かす職人」と「机上で図面を描く建築士」。 そのどちらにも本気で向き合ってきたからこそ、伝えたいことがあります。 それは、 図面...